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【6543】日宣:好決算でも株価下落?バリュー投資家の視点で読み解く「5.9億円の真実」

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2025年12月17日 | 銘柄分析レポート

本日は、12月12日に業績予想の修正を発表した**日宣(6543)**について取り上げます。 「大幅な増益修正」と「増配」を発表したにもかかわらず、株価が軟調に推移している背景には、機関投資家視点で見ると明確な理由があります。

表面的な数字に惑わされず、この会社の**「本当の財布の中身(実質価値)」「市場が失望した理由」**を深掘りします。


1. ニュースの概要:何が起きたのか?

日宣は2026年2月期の通期業績予想を以下の通り上方修正しました。

  • 投資事業組合運用益の計上:5億9,000万円(営業外収益)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:前回予想3.2億円 → 7.29億円(前期比 +127.8%)
  • 配当予想の修正:年間29円 → 32円(+3円の増配)

一見すると、利益が倍増する「絶好調」の決算に見えます。
しかし、株価は発表後に下落しました。なぜでしょうか?


2. 財務の健全性:この会社の「オサイフ」事情

バリュー投資の基本である「ネットキャッシュ(手元流動性)」から、現在の株価の妥当性を評価します。 独自モデル(流動資産 - 負債合計)に基づき算出しました。

  • 流動資産合計:約24.7億円(推定)
  • 負債合計:約14.6億円
  • 独自ネットキャッシュ:約10億円
    • ※今回の投資益(約5.9億円)が入金されれば、実質約16億円程度まで積み上がると試算されます。

時価総額との比較

  • 現在の時価総額:約49.5億円
  • ネットキャッシュ比率:約20%〜32%

【判定】 時価総額の約3割が現金同等物で裏付けられており、財務的な下値不安は限定的です。PBRも1.3倍台と、決して割高ではありません。


3. なぜ売られたのか?「増配」に隠された本音

今回の株価下落の主因は、**「株主還元の弱さ」**にあると分析しています。

今回、会社は投資事業による運用益で5.9億円もの臨時収入を得ました。 しかし、株主への還元(増配)は1株あたり**わずか「3円」**の増額にとどまりました

  • 発行済株式数(約260万株)で計算すると、増配総額はわずか約800万円程度です。
  • 5.9億円の利益に対して、還元に回したのは**約1.3%**に過ぎません。

会社側は「DOE(株主資本配当率)3%を目処」としていますが、投資家心理としては「臨時利益が出たなら、特別配当などでもっと還元してほしい」というのが本音です。この**「期待外れ感」**が、好材料出尽くしの売りを招いたと言えるでしょう。


4. 投資判断と今後の戦略

総合評価:グレード B(監視継続)

現状の株価(1,215円近辺)は、PER 6.4倍と数字上は激安水準です。本業の営業利益も堅調に推移しており、ビジネスモデル自体に問題はありません。

しかし、今のままでは**「万年割安株(バリュートラップ)」**になるリスクがあります。

今後の注目ポイント

  1. 1,200円の節目:ここを割らずに耐えられるか。
  2. 次なるカタリスト:来期の本決算に向け、積み上がった現金をどう使うか(自社株買いや更なる増配など)の方針が示されるまで、上値は重い展開が予想されます。

結論: 「安さ」は本物ですが、飛びつき買いは推奨しません。市場の失望売りが一巡し、株価が落ち着くのを待ってから、配当取りを狙うのが賢明な戦略と考えます。


(免責事項:本記事は情報の提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はご自身の判断で行ってください。)

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